01専門医研修プログラム概要
日本産婦人科学会のプログラムにて研修。NICU、GCUも経験ができる環境を用意。
日本産婦人科学会のプログラムに沿って行います。専門医研修1年目では正常分娩、帝王切開(年間50例以上)鉗子分娩、吸引分娩などの急速遂娩術を主体に研修していただきます。
2年目以降では婦人科手術として子宮全摘術や内視鏡手術、悪性腫瘍手術など婦人科手術全般にわたる研修、周産期、不妊内分泌など広範な症例を経験していただきます。
プログラムの目標としてはまずは産婦人科全般のできるゼネラリスト(専門医)を目指し、その上で不妊内分泌・内視鏡手術・周産期・腫瘍などの専門性を高めてもらうことになります。
将来的には全国各地に広がる協会の病院群の産婦人科を担える人材(ゼネラリスト)に育ってほしいと思います。
産婦人科研修責任者 塩津 英美
研修内容
学会発表はもちろん東大や帝京大学のカンファレンスに参加していただきます。原則院内カンファレンスは週2回行い入院・外来患者さんの情報共有や症例検討を行います。また、週1回は放射線科との合同カンファレンスで読影の指導も受けられます。
産婦人科の紹介
現在専門医6名、専攻医(後期研修医)5名の常勤11名体制。他に支援担当の専門医1名。さらに非常勤医師4~5名の体制で診療を行っています。
常勤11名のうち専門医4人が東大医局出身で、専攻医(後期研修医)は5人中3人が東大医局からの派遣です。非常勤医は東大医局や、帝京大医局にご協力いただいています。専門医取得後もし希望があれば東大医局へ入局し基礎研究に従事することも可能です。
分娩はすべてLDR。
助産師は常勤35名、非常勤5名(5床に増設中)で分娩はすべてLDRとなっています。婦人科病床は混合病棟で大体10床程度を使用しています。
平成28年度よりNICU、GCUも開設して、ますます研修環境が充実しました。
手術日は月曜(午前)、火曜(終日)、水曜(午後)、木曜(終日)です。外来は月〜金曜の午前午後5診、
土曜の午前5診(妊婦健診のみ)となっています。
当直は多い月で3~4回、他にon call3~4回程度です。(研修1年目は2人当直体制を取りますのでもう少し回数は多くなります。)
子育ての方も安心の勤務体制です。
当科は女性医師が多いことが特徴で、常勤専門医6人のうち5人、専攻医(後期研修医)5人のうち4人が女性です。女性専門医はそのうち4名がお子さんをお持ちです。お子さんをお持ちでも長期に安心して働ける環境を作り出すために、子育て中は時短勤務や当直免除などの体制、また非常勤医の活用により常勤医の負担をできるだけ軽減するなどの工夫をしています。
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