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当科の診療からの学びをおすそ分けします。適宜更新しますので、お役に⽴てたら嬉しいです!
なお、紹介したエビデンスは⾃分の患者さんに当てはまるかは検討が必要ですのでご注意を。
骨盤内炎症症候群
・PIDに対する病歴+内診の診断性能はLR+ 1.23(0.92~1.63), LR- 0.85(0.68~1.06)(Ann Emerg Med. 2018 Dec;72(6):703-712.)
・PIDに対する内診所見の検査性能は
子宮圧痛 LR+ 0.99, LR- 1.09
子宮頚部可動痛 LR+ 1.05, LR- 0.67
付属器圧痛 LR+ 0.99, LR- 1.18
CDC診断基準 LR+ 1.07, LR- 0.77
(Am J Obstet Gynecol 2001;184:856-64.)
また内診所見の再現度は,検査者間一致度 17~33%(West J Med 2001;175:240-5.)
・PIDに対するその他検査性能は
帯下の異常 LR+ 1.14, LR- 0.68
38℃以上の発熱 LR+ 2.09, LR- 0.94
WBC >10000 LR+ 1.72, LR- 0.77
クラミジア/淋菌 PCR陽性 LR+ 3.04, LR- 0.54
(Am J Obstet Gynecol 2001;184:856-64.)
- K_小児科/産科/婦人科 骨盤内炎症症候群
- 2020.03.17
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