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私たちの診療Tips
当科の診療からの学びをおすそ分けします。適宜更新しますので、お役に⽴てたら嬉しいです!
なお、紹介したエビデンスは⾃分の患者さんに当てはまるかは検討が必要ですのでご注意を。
鉄欠乏性貧血
■診断
・フェリチンのIDAに対する検査性能は
≤ 15 mcg/L→LR 52
15-25 mcg/L→LR 8.8
25-35 mcg/L→LR 2.5
35-45 mcg/L→LR 1.8
45-100 mcg/L→LR 0.5
≥ 100 mcg/L→LR 0.08
・鉄飽和度(TSAT)のIDAに対する検査性能は
<5 %→LR 10.5
5-9 %→LR 2.5
10-19 %→LR 0.81
20-29 %→LR 0.52
30-49 %→LR 0.43
> 50 %→LR 0.15
( J Gen Intern Med 1992 ;7:145)
■治療
・鉄剤内服は毎日よりも隔日の方が吸収がよいかもしれない(Lancet Haematol. 2017;4(11):e524)
- EBMを実践したい方
- 「患者全体を診る」診療医師を目指している方
- 総合診療科が確立している体制の上で医師として活躍したい方
- 病院総合診療医を目指している方
- 家庭医として地域で活躍したい方
- 離島やへき地の診療所で活躍したい方