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私たちの診療Tips

当科の診療からの学びをおすそ分けします。適宜更新しますので、お役に⽴てたら嬉しいです!
なお、紹介したエビデンスは⾃分の患者さんに当てはまるかは検討が必要ですのでご注意を。

私たちの診療Tips > 3.総合診療系

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やさしい日本語

こちらが相手へのリスペクトで敬語を使っていても,実はそれが理解しやすい言葉とは限りません.「やさしい日本語」は日本語を母語としない方、高齢者、障がいのある方などとのコミュニケーションで理解を助けるものです.
敬語はわかりづらくストレートな普通の丁寧語にすること,行間を読ませるような曖昧な表現はしないこと,「お薬」など「お」をつけるとわかりづらい,など気をつけましょう!

外来マニュアルではカバーできない初診外来の流儀

外来マニュアルでは主訴,診断,治療のことは記載がされていますが,プライマリ・ケア外来だとそれだけで対応するのは難しい場合があります.そこには患者さんの受診理由を含めた総合診療的は発想が必要なことも多いです.

当科指導医達が初診外来で後輩に指導するときの注意点をまとめてみました.

医療業界の気になる言葉遣い

医療業界ってけっこう特殊な言葉遣いがありますよね.

業界に埋没しているとなかなかそれが特殊だと気づけないのですが,「普通の社会人の人にならどう話すか」という視点で考えると変な言葉遣いだと気づくきっかけになるかもしれません.

今回は患者さん,同僚,プレゼンの状況にあわせて,よくある気になる言葉を紹介します.

インストラクショナル・デザイン

レクチャーを作るときなどに,ただこちらの伝えたいことだけをプレゼンしていませんか?
レクチャー後に参加者が学んだ内容を実践に繋げられないのはひょっとするとレクチャーを作る側の問題かもしれません.
現場での実践にフォーカスを当てて,レクチャー単体だけでなく研修前後も合わせて考える方法をインストラクショナルデザインと言います.
今回はインストラクショナルデザインを生かしたレクチャーの作り方をまとめました.

会議術

総合診療医たるもの,医師,多職種との連携は必須スキルです.参加する会議も多いと思います.

ただ,会議に出ても,何を話し合っているのかわからない.目的がわからない.時間が終わらないなど「これ,出てる意味あるの?」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか?

そこで今回は会議を円滑にするための方法を状況整理,比較,考えるに分けてご紹介します.

 

 

 

燃え尽き症候群

総合診療医は燃え尽きまくっているという研究結果もあり,燃え尽きを感じている人も多いのではないでしょうか?
家庭医療・病院総合ともに共通するコモン疾患「燃え尽き症候群」についてまとめました.
患者さんにイルネスを考えるのが私達の強みと同時に,その共感自体が私達の心を削る可能性があるというのです.
そこに医師特有のメンタルモデルが関わるので,なかなか一筋縄ではいかない問題です.

 

まったく診断が思いつかないときのもがき方

昭和大学江東豊洲病院 総合診療科の原田拓先生に,診断がわからない場合にどうやってもがいていくかをレクチャーいただきました.
どうやって日頃準備していくのか,出会ってしまった場合にはどうやって対応しているのか,先日のレクチャーの概要をまとめました!

カリキュラム開発概論

教育の分野でレジデントのカリキュラム開発をすることもあると思います.

重要なのはインストラクショナルデザインと同様に,ミッションを意識しながら学習者のアウトカムを設定して,それをどう評価するかという点だと感じています.そしてそれをPDCAに回していくようですね.

『医学教育を学び始める人のために』
Ronald M. Harden (著), Jennifer M. Laidlaw (著), 大西 弘高 (翻訳).篠原出版新社.2013

やインストラクショナルデザインの資料を参考に,概要を作ってみました.
プレゼン部で作ったものなので,見た目がアレですみません.

 

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