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私たちの診療Tips
当科の診療からの学びをおすそ分けします。適宜更新しますので、お役に⽴てたら嬉しいです!
なお、紹介したエビデンスは⾃分の患者さんに当てはまるかは検討が必要ですのでご注意を。
気管支喘息
・気管支喘息の診断は7歳未満に75%がなされる(Am Rev Respir Dis. 1992;146(4):888.)
・成人以降の新規発症は閉経前と比べ,更年期でOR 2.4,閉経後早期でOR 2.1,閉経後後期でOR 3.44であり,閉経がリスクになる(J Allergy Clin Immunol. 2016 Jan;137(1):50-57.e6.)
・マクロライドの長期間投与が重症発作(ER受診,全身性ステロイド処方)を減らす可能性がある(OR 0.65(0.53-0.80))が,全体の結果は重症喘息患者に対するAZM 500mg 週3回投与の研究に引っ張られている(Cochrane Database Syst Rev.
2021;(11):CD002997).
- EBMを実践したい方
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