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私たちの診療Tips
当科の診療からの学びをおすそ分けします。適宜更新しますので、お役に⽴てたら嬉しいです!
なお、紹介したエビデンスは⾃分の患者さんに当てはまるかは検討が必要ですのでご注意を。
STEP4の4要素
STEP4はエビデンス,病状と周囲の環境,本人の意向,医療者の臨床経験の4つの要素を検討します.
ここでも,患者さんの価値観が重要になってきます.
またコストに関しては漏れやすい視点ですので注意が必要です.コストは薬剤などの介入,検査に伴うものもそうですが,介入しなかった場合に起こるアウトカム発生によるコストも重要です.コストはお金の話だけでなく,介護負担なども入ります.
臨床経験は非常に大事です.事前確率の設定や,介入のフォローの仕方,エビデンスがない介入の実感などは臨床判断するにあたっては欠かせません.
詳細は南郷栄秀先生のThe SPELLの「はじめてアプリシート」(http://spell.umin.jp/EBM_materials_BTS.html)にありますが,おおよその検討事項についてスライドで共有します.
- 1.EBM H_STEP4 患者への適用
- 2020.03.16
- EBMを実践したい方
- 「患者全体を診る」診療医師を目指している方
- 総合診療科が確立している体制の上で医師として活躍したい方
- 病院総合診療医を目指している方
- 家庭医として地域で活躍したい方
- 離島やへき地の診療所で活躍したい方